- yoshiaki tokuda
自然と工業の融合19『吸塵能力のバランス』
2020年1月19日
記事としては少々振り返りです
お題にありますように
環境改善とは,沢山吸って沢山排気すれば良い物ではありません
というと
法令もある,何々もあるとのことで
吸えば良いではないかとの意見も出そうですが
例えば,
混錬されている現場などでは
吸塵しすぎると いわゆる原料がもっていかれすぎてしまい
廃棄する量と排気から漏れる量が異常になる可能性があるということになります
現場によって管理値を決めて
運用する必要があるということにもなります
当然吸い過ぎによる
排出部での堆積は,フィルターを通過して
排気漏れの原因にもなるということ
これは,吸塵量の見極めと風量選定の設計が非常に重要な要素になります
吸わせる物が重い,軽いなど
数々の要素が重なりあいますので
計画時は,どこにフォーカスしてどのように
吸塵,搬送して大気に風を排出していくかが
非常に重要なキワードになってくるのです。